前回からの続きです。
佐渡ロングライドなどでも有名なZ坂(跳坂)の登り口まで来ました。
勾配はそれほど急でも無く距離も短いので景色を眺めながらあっという間に登れます。

登り出してからすぐの所にある名前不明の滝。調べても分からなかった。
結構落差のある滝なのですが。。ちなみに大ザレの滝はこことは別物です。

Z坂を登って外海府海岸が眼下に。


Z坂を越え登りのピークを過ぎ少し下った所に海府大橋があります。
車のすれ違いが困難な幅で結構な高さを感じさせる橋です。

橋の上から。海側は切り立った断崖になっています。背後は山。


高台から下って再び海岸線へ。

平日&夏休みシーズン前なので車がほとんど通りません。西伊豆スカイライン並みの交通量。
気温も高くないので快適なサイクリングです(^^)
こちらは船隠し岩と呼ばれる所。

昔、船に課税されていた時代に船主が大小の岩礁が入り組んだこの場所に船を隠し税逃れしたのが名前の由来。
岩を囲む様に遊歩道があるので歩いて散策してみます。


ここから次のチェックポイント、大野亀が見えます。

その名の通り、亀の甲羅の形をした岩山。
船隠し岩の散策を終え大野亀へ。しかし岩山が亀の甲羅に見えるのはこの辺りまで。。

大野亀が近くなり見る角度が変わってくると全く違う岩山に見えるので面白いです。

大野亀の駐車場に到着して付近を散策。ここまで来ると完全に亀の甲羅には見えません。

付近には遊歩道があります。先客が帰ると私だけの貸し切り(笑)

伊豆同様に海はすぐ近くなんですが背後には山が迫っています。

佐渡と伊豆は似ている点も多いですね。海まで迫る山々や金山がある事など。
あと昔は罪人が流された流刑の地だった事も共通しますね。
大野亀に向かって誰も居ない遊歩道をノンビリ歩き。

激坂・狭路の遊歩道で大野亀の頂上部に登れるのですが通行止めになっていました。

反対側にも遊歩道は続いています。前方には次の目的地の二ツ亀。

こちらも名前の通り二匹の亀の甲羅に見えるのがその名の由来です。

そして二ツ亀も大野亀同様に近くなり角度が変わると二匹の亀に見えなくなる。
丁度お昼だったので大野亀駐車場の向かいの
大野亀ロッジでランチにします。
4年前に佐渡に来た時もここで2回食事したので懐かしい。海鮮丼を注文。魚がウマイ!

ランチ休憩を終えて佐渡の北端部を目指しペダルを回します。
願大橋から見た二ツ亀。大野亀からの遊歩道は
賽の河原経由で二ツ亀まで続いています。


賽の河原は切ない気分になるので行きませんでした。。(前回訪問時は行った)
二ツ亀の駐車場に到着。再びチャリから離れ遊歩道の階段で断崖を下って行きます。
この様にチャリを降りて散策や写真撮影など距離以上に時間がかかります(笑)

少し平らになった開けた場所が二ツ亀のビュースポットです。

しかしここから見る二ツ亀は二匹の亀の甲羅には見えませんね。
大野亀と同じで角度が変わると見える形が全く違う。

ここの名物標識。スケールが大きい。。ウラジオストクまで769km(笑)

更に崖を下って浜辺まで降りて二ツ亀の近くへ。

干潮時は陸地と二ツ亀が砂州で陸続きになるのですが訪問時はここが限界でした。

ここは二ツ亀海水浴場になっています。景色も抜群で水も綺麗。


日本海越しにみた先ほどの大野亀。こちら側からだと絶対に亀の甲羅には見えない(笑)

浜辺まで降りると頭上の建物のある場所まで登らなくてはなりません(^^;

佐渡最北端部は弾崎。そこに建つ灯台が弾崎灯台です。

弾崎を過ぎると県道45号線(佐渡一周線)は佐渡の東海岸側になります。
西側北部の外海府海岸に対して東側は内海府海岸と呼ばれています。

相変わらず変わった形の岩が多い。もう佐渡の海岸線では当たり前の光景ですね(笑)


外海府海岸に比べ見所が少ないので撮影も少なく両津近辺まで一気に走りました。
両津湾のエリアに入って来て前日に走った小佐渡が対岸に見えてきます。

こちらは加茂湖。新潟県で最大の湖。大きいので海だか湖だか写真だと分からない(^^;

両津湾に近く海水と淡水が混ざる汽水湖で水の性質上カキの養殖が盛ん。
湖畔には昔ながらの舟屋形式の建物も数軒建っています。

両津港に到着。とりあえず2日間のサイクリングは無事に終了です。

2日目の本日は距離93.5km、獲得標高620mでした。
新潟から伊豆まで運転して帰るという行程が残っているので安心するのはまだ早い。
予約した船の時間は余裕も持って最終の19時30分発にしてあります。
乗船前に時間が空いたので近くで晩飯。ブリの漬け丼をいただきました。

船が到着して乗船。いよいよ佐渡ともお別れ。佐渡、また来ます!

新潟港に着いたのは22時。新潟から伊豆まで400km超の運転は疲れた。。
新潟県内は晴れていたけど関越トンネルを抜けると雨&濃霧。
その後、伊豆に着くまで雨が降り止む事は無かった。
安全第一で休憩しながら走って帰宅。これでやっと今回の旅が無事に全行程終了です。
今回の佐渡2日間の旅も4年前同様に佐渡の自然を満喫して楽しかった!
佐渡1周は距離と獲得標高を見ると走り慣れてる方なら1日で走れるコース。
私の脚力でも「走り」だけに専念すれば1日で走れると思います。
しかし写真撮影や散策などの時間を考えると1日で周るには余裕が無い。
なので余裕も持たせたい場合は私の様に2日間に分けて走るのが良いかと思います。
あとチャリを船にそのまま積む場合、ネット予約だと空きが無い場合が結構あります。
これはチャリなどの軽車両も普通の車と同等にカウントされる為。
なので電話でチャリである旨を伝えると予約が取れます。(今回の私もそうでした)
他にもチャリ多数だとスペースが無くなるのでその場合は無理かもしれませんが。。
まぁそれなら輪行袋にぶっ込んで船内に持ち込めば大丈夫です。
今回は海岸線1周だけでしたが次回はもう少し滞在してドンデン山など山岳コースを走りたい。
しかし伊豆から新潟までは遠いですよね。移動で疲れます(^^;
今年の離島ライドは第一弾の伊豆大島、第二弾の佐渡島と共に楽しいサイクリングでした。
第三弾はあるのか??一応、計画は既に練ってありますけどね(笑)
気が向いて暇だったら行ってきます!
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コメント
いずのすけ
山の緑も海の色も伊豆に負けないくらい素晴らしい所だね。
1日で回るには勿体無い!初島か大島くらいの所に有ったら行ってみたい(笑)
離島だからだろうけど交通量が西伊豆スカイライン並(笑)ってのもいいね。早朝の中伊豆でさえ車恐怖症です(^^;)
TAKAさんのブログは写真が綺麗で素晴らしい。この調子で伊豆の良さも伝えてください(どこから目線)
2016/07/27 URL 編集
TAKA
なので佐渡ではシャカリキに走って1日で周るのは本当に勿体ないです。
海岸線の景色は伊豆と似ている所も多いけど地質の違いもあって面白い。
大きな違いは海岸線の道は伊豆と比べてアップダウンが緩いので脚に優しい(笑)
内陸部の山岳は急坂・激坂もありますけどね。次回はそちらも走りたいと思います。
伊豆と同じで熊はいませんが鹿・猿・猪も佐渡にはいないので安心して下さい(笑)
2016/07/27 URL 編集
silver
いつもの伊豆のお写真もそうですが、写真が素晴らしい!撮影は眼デジですか?それともコンデジ??
伊豆~新潟の運転、お疲れ様でした。
今回の旅で一番大変だったりして?
2016/07/29 URL 編集
TAKA
佐渡の海岸線は起伏が穏やかで海に近い所を走る区間が多く脚にも優しい。
伊豆だと海沿いを100km走ったら2000m以上登らされます(笑)
撮影はコンデジですよ。性能の良い機種に買い替えたいのですが(^^;
2016/07/29 URL 編集