
GW後半の5月6日。
本年の「八十八夜」は5月2日。茶摘みを終えた茶畑もあるだろうが、まだ新芽も多く残っているでしょう。
という事で今回は安倍川流域の茶畑を巡るサイクリング。
現地まではトランポで「オクシズの駅・安倍ごころ」を起点とした。
出発してすぐ近くの曙橋を渡って安倍川右岸へ。
県道から逸れて急坂を登ると高台に茶畑が広がっている。

道の行き止まりまで行くと松野城址があり一面の茶畑を見渡せた。
奥の方は新芽が結構残っていて鮮やかなグリーンだった。


竜西橋を渡って安倍川の左岸に戻りお次は野平集落の茶畑へ。


半分以上は茶摘みが終わっていたが、ここの茶畑は好き。
隅々まで手入れされた茶畑、そして斜面の茶畑のウネリ感がイイ。


因みに、この野平集落に至るには激坂で一気に標高を上げる。

お次は茶畑の九十九折れを登って俵峰へ。
民家があるエリアまで登ると斜面に茶畑。

「俵沢のつづら折れ茶園」は茶畑も良いが、この線形が素敵。
九十九折れを上から見下ろすと重なり合う曲線美に萌える。


今度は逆に茶畑越しに九十九折れを見上げる。

蕨野の吊橋は農作業専用吊橋。
以前は一般人は渡橋が禁止だったが、開放された・・?
少なくとも文面通りなら普通に渡る事に関しては問題無さそうだ。
「わた」らないで・・にテープが張ってあり「ゆす」らないで・・に書き換えられていた。

という訳でここを渡るのは今回が初めて。渡った先の斜面に茶畑が広がっている。
ゆすらないで・・と注意看板があるが、普通に歩いてもかなり揺れる。恐らく、安倍川本流に架かる吊橋の中で最も揺れる吊橋。
三連吊橋になっていて全体では結構な長さがある。


蕨野の吊橋から上流側に約6km進むと中平の吊橋が現れる。
県道29号・梅ヶ島街道と安倍川本流を跨ぐ様に架かる吊橋。
対岸には道は存在しないので渡ったら往復する事になる。
チャリを連れて行くのも無駄だし、乗車など危ないから良い子はマネしない様に(笑)


県道の大河内橋を渡らず林道飯渡井線に入って「渡りの吊橋」で安倍川を渡る。

県道に合流するとすぐに有東木入口があり急坂ヒルクライムの開始。
平均勾配が10%を超える道が3kmほど続く。

集落がある最上部まで登り切ると茶畑の中に民家が点在している。
派手な絶景ではないが何故か心落ち着く風景。

新芽が鮮やかで、今はまさに茶摘みの時期。
あちこちでお茶の手摘み作業をしていた。



有東木は「手摘み高級茶の里」であると共に「山葵栽培発祥の地」でもある。
オクシズの駅・有東木は「茶期休業中」でお休み。
茶摘みで忙しいからだろうか・・?茶産地ならではの休業理由で面白い。


下山して安倍川下流側へと県道を戻る。
真富士の里に立ち寄ってランチ休憩。そばを注文。
売店で購入した天ぷら、よもぎきんつば、梅ゼリーも一緒に食べた。
因みに「俵沢のつづら折れ茶園」の
棚田カードはここで配布している。(私は昨年入手済み)

真富士の里も「茶期休業」がある模様。

相渕橋を渡って安倍川右岸へ。全長262mと安倍川本流に架かる吊橋では最長。

県道189号線から林道有渡沢線に入り打越峠越え。
やたらと熊出没注意の看板がある林道(^^;)

足久保川沿いを上流方面に走って「奥長島のだんだん茶畑」へ。
ここは静岡茶発祥の地としても知らている。


足久保ティーワークスに立ち寄り併設されたカフェでティータイム。
気温が上がって汗をかいたので煎茶フローズンを茶畑テラスで頂いた。
せっかくなので静岡茶発祥の地のここで新茶を購入。
色々と種類があったが縁起の良い「八十八夜」という浅蒸し茶をチョイス。
同行者も母の日プレゼント用に高級茶葉を購入していた。


安倍川沿線に戻って池ヶ谷の農道へ。ここはみかん畑の農道。
みかん畑系農道のお約束で激坂で一気に標高を上げる。
薄雲が広がって霞んでいるが富士山も見えていた。


本日のラストヒルクライムは門屋の農道。
急坂で一気に標高を上げると山の上に一面の茶畑が広がっている。
茶畑の上に見えるガードレールは林道俵峰門屋線。後ほど登る予定。


新芽も結構残っていたが、茶摘みの終わった所と残っている所の境が色の違いでハッキリとしていた。

林道俵峰門屋線を登って門屋の茶畑を見下ろす。
写真でも分かる様に急坂を登ると突如として現れる山の上の茶畑。

上から見下ろすと「茶摘み前エリア」との色の違いがよりハッキリしていて面白い。

今回は何だか茶畑の写真ばかりになってしまったがライドの趣旨的に仕方が無い(^^;)
茶畑と新緑のグリーンに癒され、美味しい新茶も購入出来たので良い1日だった。
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